当協議会について

経カテーテル的心臓短絡疾患治療基準管理委員会は日本循環器学会、日本脳卒中学会、そして日本心血管インターベンション治療学会の3学会合同で構成された「潜因性脳梗塞に対する経皮的卵円孔開存閉鎖術の手引き」のメンバーを核とし、本邦における心内短絡に関するデバイス治療基準を管理する目的で組織されました。

2019年5月に卵円孔開存(以下、PFO)に対するカテーテル治療が認可されましたが、厚生労働省から治療に対する管理を求められており、治療実施を担う日本心血管インターベンション治療学会の下に本委員会を設置しました。

2020年の時点で本委員会を通称PFO協議会と呼び、3学会での運用を行うことになっています。
PFOに関しては、治療実施および施行施設数拡大を実務担当として日本心血管インターベンション治療学会内ASD/PFO特命委員会が担うこととなっていますが、心内短絡疾患はPFOに限らず多岐にわたり重複する部分もあるため、今後は関係各方面との調整を行いつつ心内短絡疾患へのデバイス治療の適正使用を推進していきます。

構成学会

一般社団法人 日本心血管インターベンション治療学会
理事長 上妻 謙

2019年に承認された潜因性脳梗塞に対する経皮的卵円孔開存閉鎖術は、脳梗塞の再発予防として重要な治療法となり得ますが、正しい適応の診断と安全な手技の実施が求められます。経カテーテル的心臓短絡疾患治療基準管理委員会は日本循環器学会、日本脳卒中学会、そして日本心血管インターベンション治療学会の3学会合同で組織され、日本心血管インターベンション治療学会に委員会を設置し、本デバイスによる治療の施設基準、施設認定、教育研修、有害事象の報告の役割を担っております。

一般社団法人日本循環器学会
代表理事 平田 健一

卵円孔開存は奇異性脳塞栓症の原因となることが知られており、その治療法の開発が待望されていました。わが国において閉鎖栓デバイスを用いたカテーテル治療が保険適応となり、本治療法を適切な患者さんに安全に届けることを目的として、日本心血管インターベンション治療学会、日本脳卒中学会、日本循環器学会の3学会が合同で協議会を設立しました。今後、3学会が密接に連携し、本協議会を運営することで本カテーテル治療が普及し、わが国の健康寿命の延伸に寄与できる様活動してまいりたいと思います。

一般社団法人 日本脳卒中学会 準備中

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